Y a des photos.(ヤデフォト)

フランス語で「ほら、写真だよっ。」と、気軽にポストカードを眺めているような写真を用意しました。その情景を楽しんでいただければ幸いです。

目覚めの日

半月遅れて咲き始めた桜。 春の暖かさをようやく確認できたのか、我慢していた花を開きました。 桜の雄姿に見惚れることなく、春眠の人を乗せた列車は矢のように、勢いよく鉄橋を渡っていきます。

積乱雲のクリーム

青い空。遠くを眺めると、大きなシェービングクリームが盛り上っていました。 日本列島がヒゲを剃るのでしょうか。

一瞬の通過

待ちに待っていたのに、いざ会える時には嵐。やっと会いに行くともう散り始め。 時は待ってくれません。

這い出てきた春

河津桜の満開頃。ようやく土から顔を出してみたら、新しい整地に生まれ変わっていました。 さて何からはじめようか。 角から世界を眺めました。

田植え後の夕焼け

水を張った田んぼ。 立体道路の下では、稲が立体感を出すよう準備が整っていました。

水を得た稲

整然と植えられた稲の苗。 広々とした空間で、自由を歌い始めました。

梅雨の池

ゆらゆらと菖蒲の花が咲いていました。

春霞

震生湖。静かな公園にヒヨドリのような子どもの声が聞こえていました。

気嵐

雪が降った次の朝。けあらしが海面を覆っていました。 寒さを溶かすように太陽が昇りました。

新たなる波

南の空。雲が覆っていますが、水平線は明るく見えています。 遥か遠方から暗闇を超えて、波は岸へとやってきました。

クリスマスイブ

トナカイも出払っているためか、サンタクロースは機関車を借りて大忙しの夜でした。

紅葉のはじまり

肌が少し寒さを感じる空気。 見上げると、赤の色が増えてきました。

収穫前

稲刈りがそろそろ始まる頃、アオサギが収穫で賑わう田んぼを見廻っていました。

寒風のコスモス

気温も下がり、急に1ヶ月も先に季節が進んでしまったような感じのする日。 北東の風が、一枚服を多く着せるよう、促してきました。

里山へ

誘われるまま、山の方へ道を進みました。 彼岸花が収穫前の稲田を見ながら、道沿いに咲いていました。

衣をまとった富士山

たまには、いろんな雲をまとってみたい。 富士山が雲の衣装に身を隠していました。

中秋月

雲に隠れて諦めていたとき、隙間から月が見えてきました。 勇姿を見せたいと月が覗いてくれました。 (体調が戻りましたので再開いたします。よろしくお願い申し上げます。)

休止中の件

ご迷惑をおかけしています。 体調不良が続き、ブログの更新が困難な状況が続いております。 今しばらくお待ちくださいます様、よろしくお願いします。

猫じゃらし

野良猫を見かけました。 じっとこちらを見ていました。 猫じゃらしで遊んでやろう。 ソーシャルディスタンスなのか。 近寄ると猛烈なスピードで走り去ってしまいました。

ライフガード

常に海辺を見守ってくれるライフガード。 自然の落とし穴から助けてくれます。

壮緑

酷暑を乗り越え、ひと息つける季節に入りました。 しばらく休んで、木々たちは次の環境の変化について考え始めました。

8月に残ったもの

時代とともに空き地になってしまったところ。 アカツメクサだけが、花を咲かせていました。

宿題最終日

すべり台に遊び声が聞こえませんでした。 多くの小学生が、今夏の宿題の集大成を執行しているようです。 この感覚。大人になると納期という宿題に変わります。

植物の準備

残暑に耐えている柳の木がありました。 暦はもう秋。 そろそろ気温が下がる時期に葉を変えていきました。

残暑の富士山

建物の壁を触るだけでもヤケドをしそうな暑さ。 本格的な秋へ向かう前の八号目です。

火星の夕陽

日暮れ時、そらが赤く染まりました。 赤い空の火星で夕陽を見たらどうなるのか。 全部がオレンジ色に見えるのか。 遥か彼方の星で地平線を見ている自分を想像しました。

セピアの昭和

だんだんと団地が解体されていきます。 みんな同じというライフスタイルが、記憶の中へ隠れていきます。

停滞の切れ目

何日ぶりでしょうか。雲の中から富士山が顔を出しました。 久しぶりの雄姿に日が暮れるまで眺めていました。

カモメを操る

停滞した雲に、カモメが飛んでいました。 砂浜では、一生懸命糸を引っ張っている人がいました。 空を操るには、地面の2次元を駆使して安定させていました。

柵の中の自由

自由に綺麗な花が咲いていました。 しかし、青い柵の中。 外に見せたいけれども、柵を越えられるのはいつになるか。