2021-01-01から1年間の記事一覧
港町のお祭り。西と東の二隻の船で競い合います。 しかし、今年もお祭りは無し。 来年3年越しで競うことができるか。長いお預けです。
街を歩いていて、ふとある標語に目が止まりました。 「すこしは人生で、意味のあることがしたいなあ」
川でもない、水辺のないところにサギがじっと止まっていました。 補色で周りには気がつからないと思っていますが、身体の大きさで何よりも目立つ存在でした。
長い情熱のもとにオリンピックは終わりました。 後世の記憶には、どのシーンが語り継がれていくのでしょうか。
連日、暑さのことで頭がいっぱいの毎日。 ふと気がつくと、もう暦では秋が始まる時期になっていました。 そっと、コスモスの花が時を告げていました。
どこまでも延々と続く砂丘。 ひとつの山を越えても、けわしい頂がまだまだ続く。 水筒を道連れに、少しずつ制覇しました。
海岸のサイクリング道路。日の照り返しで40°Cは越えています。 入道雲がかかった富士山が、暑いと一言言っているのが聞こえてきました。
真夏の日差し。砂浜に寝転び浴びたい。 しかし、人と密にはなりたくない。 歓喜の声が聞こえない海辺の夏です。
あと数十メートル・・・。 かんかん照りの歩道をひたすら歩きました。 肌は焼け、頭は熱でもうろうととする中。たくさんの水が溜まったオアシスが、意識の先に見えてきました。
8月の空気の燃える空。あまりの暑さに生き物も弱ります。 サルスベリだけが、青い空を悠々と眺めていました。
白いユリ。 四方八方に花を広げ、音ではなく香りを鳴らしていました。
黄色と黄青色。ゴール前のフリーキックになった時が出番です。 壁はストライカーを押さえ込みます。
クラゲのようにフワフワと。 通勤電車は、舞うようにゆっくりとホームへ入ってきました。
かつて、近代的な集合住宅として、団地がありました。 立体的に家族が住んでいる上の階に、また家族が住んでいました。 いつしか人がだんだんと住まなくなり、取り壊されていきました。 響き渡る子供の声も、今は遠い昔になっていました。
連日の暑さの中、空気は湿気を帯びていますが、雨葉降りません。 日が傾いてきた頃、薄いかすみのようなものが現れました。しかし、まだ雨は降らしませんよと空が許してくれませんでした。
静かに焼けるような暑さの午後の海岸。 遥か遠くに入道雲が湧いていました。
花の茎に止まったまま。 我慢出来なかったのでしょうか。中のセミは脱皮してしまいました。 まさしく、もぬけのからでした。
熱帯夜が明け、気温が下がる間もなく、青空の中、ちぎれ雲が上空の風に流されていました。 「ちょっと暑いなあ」 切られすぎた木が、頭のところに葉を生やしていました。
夏の日照りの朝。長い間待っていたミニヒマワリが咲きました。 まぶしい太陽も、必死に顔を向けて光を吸収していました。
広大な畑。ネギとサツマイモが整然と並んでいました。 灼熱の中、どちらも覚悟を決めて乗り越える心構えがありました。
疫病が続き、今年も祭りが中止になりました。 担ぎ手のいないミコシがポツンと境内に置いてありました。
高速道路の橋桁の下。キリンがじっとしていました。あまりの暑さに日陰を探していたところでしょうか。 草むらの中で、こっそり隠れていましたが、クビから上が丸見えでした。
長い梅雨の雨空から、青い色が徐々に拡がってきました。 空の高さにカラスも驚いていました。
水はいろいろなところへ利用されます。 しかし、火と同じく、制御出来なくなると手がつけられなくなります。 火も水も、自然のものであるということを忘れないようにしなければなりません。
「浜木綿」と書いて「ハマユウ」。 夏の夜に、徐々に咲き出します。 甘い香りが、まだ雨が降るか降らないか不安な天気の中、引き寄せます。
去年来なかったバス。 今年は、バスに乗れるのでしょうか。
雨が止み、薄い雲の合間から青空が見えてきました。 ひまわりが夏の太陽に身体を慣らしていました。
一日の始まり、朝、気分を上げて外へ出ると大雨でした。 既に自転車で、雨と戦っている人がいました。
晴れて暑くなった一日。 ようやく日が傾きました。 遠くで鳴いていたセミも、なんとか夏の到来を告げられたとホッとしていました。
街の中。トウモロコシが咲いていました。 雨が降ってきそうな天気。 明日こそは、晴れの中で実をつける準備がしたいと待ち望んでいるようでした。